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Studio Ousiaの人工知能質問応答システム、クラウド会計ソフト提供社freeeのチャットサポートの自動応答でデビュー

2017-01-05

株式会社Studio Ousia(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:渡邉安弘、山田育矢、以下Studio Ousia)はクラウド会計ソフト1提供社のfreee 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:佐々木大輔、以下freee)のチャットサポートの自動応答の仕組みとして、ディープラーニングを用いた人工知能質問応答システム「QA Engine」の提供を開始いたしました。

Studio Ousiaは昨年6月に自然言語処理における著名な国際会議、NAACL (North American Chapter of the Association for Computational Linguistics)内で開催されたQ&A形式の人工知能間のクイズコンペティションで優勝いたしました。 また同会議で行われた全米高校生クイズトップチーム(4名)の一つとも対戦し、僅差で敗退したものの善戦いたしました。その時の様子のビデオはこちら。 QA Engineは当コンペティションに使われた技術を応用して開発したものです。

freeeで導入の自動応答システムは、ユーザーからの自然文による質問を理解し、回答を返すことができます。主たる守備範囲は一問一答で答えられるような典型的な質疑応答で、人工知能の回答にユーザーが満足しなかった場合には、人間のオペレータに質問することができます。 確定申告時期などの繁忙期やオペレータ対応時間外にユーザーを待たせることなく回答を返すことで顧客満足度を向上しつつ、ヘルプデスク業務の効率も上げることを狙いとしています。

freeeメンバーと弊社メンバー 右からfreeeプロダクトサポート担当井上さん、CTO横路さん、Studio Ousia CTO山田、エンジニア伊藤

本プロジェクトでは、Studio Ousiaが提供先であるfreeeとチームを組んで開発を行っています。 「知りたい答えがすぐに手に入るという質問応答の技術は、ユーザーの仕事の生産性を追求するfreeeのミッションにもぴったり重なります。そんな世の中のためになる技術の開発なら一緒にやっていきたいと思ったわけです。」とはfreeeのCTO横路隆さん。 またディープラーニングを使った当システムは使えば使うほど学習して賢くなる仕組み。プロダクトサポート担当の井上健さんは「自動応答のポテンシャルを最大限に引き出すべく継続して一緒に育てていきたい」とのこと。

質問応答システムは、自然言語処理の分野で伝統的に研究開発が行われてきました。Studio Ousiaでは、ディープラーニングをはじめとした機械学習を用いて、質問応答システムをより高精度に実現することで、機械が自動的にユーザーの様々な疑問に答えられるようにすることをビジョンとしています。 今後はヘルプデスク領域に加え、ナレッジシェアやジョブサーチ、診断支援、レコメンデーションなど様々な分野で活躍して参ります。


  1. クラウド会計ソフトfreee https://www.freee.co.jp/